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日経新聞に掲載されました。
2013-01-28
東南アで病院経営へ 医療コンサルのボーラボ
医療機関向けコンサルのボーラボ(兵庫県芦屋市、久保伸夫社長)はミャンマーで診療所の経営支援を始めた。 医師である久保氏も同国の免許を取得し、内視鏡手術を手がける。東南アジア諸国連合(ASEAN)では2015年の経済統合時に域内の医師免許が共通化される。 ASEAN全域での病院事業展開をにらみ、ミャンマーを足がかりにする。
久保氏は日本で鼻の内視鏡手術や幹細胞を使った糖尿病治療をしている。 このほど、最大都市
ヤンゴンで日本留学経験を持つ現地医師の開業を支援した。今春をメドに現地の医師免許を取得し、秋ごろから内視鏡手術を始める。
同社はカンボジアの首都プノンペンでも7月から診療所経営を始める。同国もミャンマー同様、
日本の医師免許を持っていると医療活動を始めやすいとされる。
久保氏は「日本が技術的な強みを持つ内視鏡手術や糖尿病治療などの医療を輸出産業にできる」とみる。同社は日本でコンサル事業を手がけるが、ASEANでは株式会社による病院展開をめざしている。 公的医療保険制度が整っていない海外で、日本の医療サービスのコスト競争力を検証する狙いもあるという。
日経新聞・朝刊 2013/1/28
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