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ニュース: 医療立国 「日本の支援、他の途上国も注目」
2013-04-19
□カンボジア保健省 エン・ホット次官に聞く
カンボジア保健省のエン・ホット次官に日本の援助について聞いた。
--日本の援助の特徴は
「私たちが何を求めているかをしっかり調査し、私たちと話し合い、決まった約束をしっかり守ってくれる。その内容は『魚を釣る釣りざおを与え、魚の釣り方を教えてくれる』援助だ。中には『日本は日当が安い』と話す者もいるが、私は『魚を与えられるだけじゃだめだ。日本は他国が教えてくれない知識を与えてくれる』と諭している」
--1997年7月に発生した政変で、国立母子保健センターが危機に陥った際、同センターの院長だった次官は泊まり込み、身を挺(てい)して守った
「日本が援助し、国民のためになる場所を蹂躙(じゅうりん)されるわけにはいかないと考えた。ここで殺されるなら本望だとも思った。私たちは、こうした援助が日本国民の血税で行われていることもよく理解している」
--今後の日本に期待することは
「これまでのように独自性を持った協力が大事だ。日本の支援の在り方は、カンボジアの成功を見た他の途上国も注目している。この姿勢を世界各地でも続けてほしい」
msn2013.4.19
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130419/bdy13041908010001-n1.htm