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ニュース:医療機器、新興国に照準-国内市場も安定成長
2014-01-05
医療機器市場が世界で拡大を続けている。現在の世界市場規模は約30兆円で、2017年には45兆円に高まるとの予測もある。その成長をけん引するのが経済発展に伴い医療インフラが充実する新興国であり、高性能な医療機器に対する需要が急速に伸びている。国内医療機器メーカーは高齢化によって安定的に成長する日本市場を着実に開拓していくことに加え、輸出戦略が重要になっている。(宮川康祐)
医療機器メーカー各社は増産や新興国市場の開拓に向けた投資を積極化している。消化器内視鏡で世界シェア7割を握るオリンパスは中期目標として14年3月期に4900億円を見込む医療機器事業の売上高を16年度に6500億円に高めることを掲げる。
2014年1月1日
日刊工業新聞
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020140101ccac.html