ニュース
ニュース: 僻地勤務の手当削減、地方の医師が抗議集会(タイ)
2013-04-11
地方医師協会に所属する医師らは4月9日、政権党・タイ貢献党の本部前に集まって、プラディット保健相の写真を破るなどして新手当の制度導入に強く抗議した。
4月初めに適用された同制度は、患者数や治療内容に応じて僻地勤務の医師に手当を支給するという出来高制「ペイ・フォー・パフォーマンス(P4P)」を採用したもの。
だが、地方医師会は、手当が半減すると反発し、「僻地の診療所を辞める医師がさらに増える」と警告している。
一方、歯科医師や看護師からなる団体は、手当支給にすでに出来高制が導入されていることから、「医療従事者への公平な手当支給につながる」として、新制度を支持する姿勢を表明している。
バンコク週報10/04/2013