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ニュース:海外で臓器移植手術、外貨稼ぐメディカル韓国(1)


2013-12-17

ソウル大学病院外科のイ・グァンウン教授は最近カザフスタンのアルマトイから1通の手紙を受け取った。「あなたの実力に驚いた。私たちの病院にもどうか来てほしい」という内容だった。手紙を送ったのはアルマトイシティ病院の院長。少し前にカザフスタンのアスタナにある病院でイ教授の生体肝移植手術を補助した医師だ。イ教授はこの病院長の丁重な依頼を受け来月手術のためアルマトイに行く予定だ。 

  医師らが海外に行き手術で外貨を稼ぐケースが増えている。また、中東では国費で診療費を出して韓国に送る患者が大きく増えている。韓国の優秀な医療技術が知られながら海外で「メディカルコリア」の位置づけがさらに高まっているのと同時に、「医療輸出」が拡大しているのだ。 

  ソウル大学病院のイ教授チームは今月2~9日にアスタナの国立科学医療研究院で4件の生体肝移植手術をした。専任医・看護師それぞれ1人が同行した。現地の医師とともに手術を進めながら講義室では手術の過程が生中継された。イ教授チームは今回の訪問で20万ドルを稼いだ。カザフスタンでの手術は1月にこの病院の外科のソ・ギョンソク課長、イ・グァンウン教授、チェ・ヨンロク専任医、麻酔科のチョン・チョルウ教授ら7人の手術チームが生体肝移植手術1件をしたのをはじめ、今年4回にわたり9件の手術につながった。初めにソ課長が道を開き、その次からはイ教授が主導した。9件の手術で50万ドルを稼いだ。航空料・宿泊費などの付帯費用はすべてカザフスタン側が負担した。 


2013年12月17日 
中央日報
http://japanese.joins.com/article/531/179531.html?servcode=400&sectcode=400