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ニュース: 関西を医療産業の拠点に 関経連、国家戦略特区で提案


2013-09-03

関西経済連合会は30日、政府が創設を検討している国家戦略特区に関する提案をまとめ、内閣官房地域活性化統合事務局に提出した。関西を医療関連産業活性化の拠点とするため、必要な機能を関西に設置することや規制緩和の実施が柱。政府は現在、特区の具体案を募っており、関経連は関係自治体などと連携して案をとりまとめた。

 提案は医療産業の活性化、国際都市圏の形成、国際空港等を核とした産業集積とインフラ市場創出――の3分野で構成している。

 医療産業活性化では、兵庫県内の次世代スーパーコンピューター「京」や大型放射光施設「SPring―8」の産業利用促進に向けた時間制限等の緩和を要望。ヒト幹細胞を使った臨床研究で、細胞調製を民間企業に委託できるようにすることも求めた。いずれも医療関連産業の輸出や市場規模の拡大に寄与できるとした。

 関西はすでに、関西イノベーション国際戦略総合特区で医療関連産業の活性化を進めている。ただ、イノベーション特区は規制緩和が進まないことが足かせになっている。関経連は国際戦略特区で一気に規制緩和を進めれば、効果は大きいと判断した。

 

 国際都市圏形成では、高架下など道路空間の利用制限の柔軟化を提案。外国人の短期居住を促進するため、旅館業法の弾力運用なども求めた。都市の利用価値を高めるとともに、外国人が住みやすくして海外から関西に人を呼び込む仕組みが必要だとした。

 

日経新聞 2013/8/31

http://www.nikkei.com/article/DGXNASHD30013_Q3A830C1LDA000/