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ニュース: 日越共同で医療セミナー開催、がんの最新治療法を紹介
2013-07-30
保健省は日本の経済産業省、社団法人メディカル・エクセレンス・ジャパン(MEJ)、独立行政法人国際協力機構(JICA)と共同で、8月26日にハノイ市で「ベトナムと日本の医療協力」をテーマとするセミナーを開催する。25日付ベトナムプラスが報じた。
このセミナーは、がんの診断と治療の分野における日本の先進技術や治療法をベトナムに移転することを目標に、両国間の協力の機会を探ることを目的とする。メイン講師には名古屋大学消化器内科の後藤秀実教授が予定されている。後藤教授は消化器系がんの専門家で、先端技術のダブルバルーン小腸内視鏡とカプセル内視鏡を使用してがんを治療することで知られている。
医療機器の輸出拡大を進めるための官民組織MEJの山本修三理事長によると、ベトナムは過去5年間安定した経済成長を遂げており、他の工業化社会と同様にがんを含む現代病に直面せざるを得ないという。山本理事長は、このセミナーを通じて日本の医療技術や医療機器を紹介し、ベトナムの医療発展に貢献したいとしている。
セミナーでは、富士フィルム、日立、コニカミノルタ、三菱電機、日本光電、オリンパスメディカルシステムズ、東芝メディカルシステムズの各社が、最新の医療機器を紹介する予定だ。
VIET JO 2013/07/29
http://www.viet-jo.com/news/nikkei/130726092416.html